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クリエイターの確定申告ガイド — 経費にできるもの・できないもの

クリエイターが経費にできるもの

フリーランスのクリエイターは、一般的な事業経費に加えて業界特有の経費があります。正しく計上することで、納税額を適正に抑えられます。

主な経費項目

経費区分具体例
消耗品費画材、ペンタブレット、インク、用紙
ソフトウェアAdobe CC、Figma、Final Cut Pro、DAW
研修費セミナー参加費、オンライン講座、技術書籍
取材費ロケ費用、資料購入費、リファレンス収集の交通費
通信費インターネット回線、クラウドストレージ、サーバー代
外注費撮影スタッフ、ナレーター、翻訳者への支払い

注意が必要な経費

  • PC・機材 — 10万円未満なら消耗品費で一括計上。10万円以上は減価償却が必要
  • 自宅兼事務所の家賃 — 作業スペースの面積按分で経費にできる。全額は認められない
  • カフェ代 — 打ち合わせ目的なら会議費。「作業場所として使った」は税務署に通りにくい
  • 衣装・メイク代 — 撮影用など業務専用と証明できれば経費。プライベート兼用は按分が必要

確定申告でよくあるミス

  1. 経費の計上漏れ — サブスク課金やクラウドサービスの月額費用を見落としがち
  2. 売上の計上時期 — 入金日ではなく、納品日や検収日で売上を計上するのが原則
  3. 減価償却の誤り — 高額なカメラやPCは資産計上が必要。一括で落とすと否認されるリスクがある

プロに任せるメリット

クリエイターの確定申告は、著作権収入や海外プラットフォームからの入金など、一般的な事業者とは異なる論点が多くあります。業界の収入形態を理解した公認会計士・税理士に依頼することで、適正な節税と確実な申告が実現します。

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この記事を書いた人

小松 啓

小松 啓

公認会計士・税理士

大分県出身。監査法人・コンサルティング会社を経て独立。プライベートではカメラを持って街を歩いたり、東京の環境音をフィールドレコーディングしてアーカイブサイトを運営しています。クリエイターの「つくる時間を最大化したい」気持ちがわかるから、税務で時間を奪いたくありません。

東京・浅草橋初回相談 30分5,000円〜クラウド会計対応

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